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【芳野市民館】

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諏訪湖からほど近い、芳野市(ちの市)の複合施設です。

JR芳野駅の通路から直結でスロープ上の図書館に入場できるようになっているのが斬新です。電車の待ち時間に気軽に立ち寄れます。
他に、美術館、ホール、ギャラリー等が中庭を囲む形で配置されています。
各棟で異なった外観を見せる一方、どの棟にも必ず建物を貫通する形で開口部を設けており、建物の向こう側を見せる工夫が徹底されています。

独自の開口部へのこだわりを感じる力作です。


【茅野市民館】
古谷誠章/NASCA+茅野市設計事務所協会 
長野県茅野市
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【東京大学弥生講堂アネックス】


東京大学本郷キャンパスにある弥生講堂の別館です。赤門のある本郷通り沿いにひっそりと建っています。
ただ、その外見はかなり斬新で、目を奪われます。
まず、鈍く光る銅の屋根材をまとった、HPシェル構造(貝殻のような曲面板を用いた建築構造です。)の屋根は、ちょっと野性的なイメージを受けました。
周囲の木々の間にかかるハンモックのような感じです。
それと、銅のこの素材感は、コーヒーポットを思い出します。



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この建物は、大学の研究室と共同で木材の研究をしている会社からの、寄付によって造られたそうです。
中は、屋根の形がそのまま現れた無柱空間で、教会のような雰囲気です。


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アネックスは、二つの建物からなり、シェル構造のホールが「セイホクギャラリー」、そしてこちらの画像の建物が「エンゼル研究棟」と呼ばれています。
外観だけみると、2階にはテラスもあり、どこか別荘のような趣です。
こちらの構造はラーメン構造(簡単に言うと、柱と梁の接合部を剛強にして、梁と柱のみで建築を支えることができる構造形式です。)これにより、シェル構造と同様、間仕切りのない、広々とした空間を作ることができます。
外観のみしか観られなかったのでその構造の様子はわからないですが、中には、無柱空間の講義室があるようです。

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今回は、となりの弥生講堂本館この建物を観に訪れたのですが、偶然この建物を見つけかなり嬉しい衝撃でした。
僕が訪れたのは、去年の8月10日だったのですが、後で調べたら8月5日に竣工式を済ませたばかりのできたてほやほやの建物でした。




【東京大学弥生講堂アネックス】
住所 東京都文京区弥生1-1-1
用途 大学施設
設計 河野泰治アトリエ
設計監修 安藤直人
竣工 2008年8月


【セントライズ栄】 その2



建設中の「セントライズ栄」の続編です。
さて、上の画像は、以前少し紹介した環境に配慮したブラインドの動作体験のできる機械です。
正式名称は、「太陽追尾装置付 昼光自動制御型 外部ブラインドシステム」という長いもので、これが
ガラスのカーテンウォールに設置されます。

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装置のサンプルが現場の囲いの上に置かれていてこれをスイッチで開けたり閉めたりできます。
こんな作業体験ができる現場って珍しいです。
ただ、面白さは特になく地味なアトラクションなのでこれをやってみようとする人は、なかなかいないようでした。


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かなり古いですが、2月15日の現場風景。
もう今は、きっと地上階まで工事は進んでいると思います。



【縄文の丘 三内まほろばパーク 縄文時遊館】


三内丸山遺跡のビジターセンターして建てられた建物です。県立美術館とも隣接しています。
屋上部分は土や緑で覆われ、遺跡側の地上レベルからは建物が埋没した設計になっており、遺跡の景観を損なわないよう配慮されています。
建物敷地内には緩やかな段差を連続して設けてあり、遺跡と反対側の正面入口に向かって徐々に建物の高さが上がっていきます。
上の画像は中庭で、この周囲を「J」の字状に建物が作られています。


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バス停に面した、正面入口。Jの字の隙間を繋ぐように大きな庇が掛けられています。

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螺旋状の外階段。

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屋上には、トップライトのような四角錐がいくつも設けられています。でも、建物内を歩いたときには、天井に開口部はなかったような・・・。また不確かな記述ですいません。



【縄文の丘 三内まほろばパーク 縄文時遊館】
建物用途 ショールーム・展示場,歴史館・歴史資料館,,
建物所在 青森県青森市大字三内字丸山305
設計者 梓設計
竣工年 2002年
構造   RC



長々と紹介してきた青森旅行での建物は、これで終了です。

【朝日新聞青森総局】


青森市内にある、朝日新聞のオフィスビルです。
1階部分を駐車場とする3階建の横長の建物で、鉄筋コンクリート打ちっ放しの構造となっていて、ファサードは、スチールパネルによるカーテンウォールとなっています。

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かなり早朝に訪問したのですが、新聞社ということで、仕事をしている方がいるようでした。


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1階駐車場にはシャッターではなく、引き戸が設置されていました。横長の入口であるため、戸の枚数も多く、重そうな見た目でなかなか迫力がありました。
普段は、ほとんど閉めることはないのかもしれないです。


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道路に接してレールがあるのも少し不思議な感じがします。


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側面は、開口箇所は少なくコンクリート壁が広がっています。つるっとした壁面に上下に伸びるパイプのある様は、どうしても安藤建築のイメージが付きまといます。



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エントランス。天井高は低めで、背の高い人には窮屈な気がします。



画像は載せられませんが、建物の裏側には、吹抜け空間がありました。ホワイエのようなスペースに見えました。
ここは内部からも見てみたかったのですが、忙しい雰囲気の中、そこまでお願いするのは気が引けました。




【朝日新聞青森総局】
設計者:宇野享+伊藤恭行/C+A
所在地:青森県青森市古川2-19-17
主用途:オフィス
竣工:2000年

【青森県立美術館】 昼

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美術館内部の各所で目にするロゴタイプやサインの書体には、オリジナルフォントが使われています。
水平・垂直・斜め45度同幅の直線だけで構成されているにもかかわらず、なんとなく丸みを感じる不思議な書体です。個人的にゴシック調の書体が好きなので、とても気に入っています。



地下1階レベルにある外部通路。巨大なコンクリートの壁が倒れ込むように傾斜をつけて設置されており、迫力があります。

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建物の周囲には、草原のような空き地が広がっています。

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エントランスホール。完全なホワイトキューブの部分。障害者用のサインもいきとどいています。

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雨に打たれる青森犬。なんとなく悲しげな表情。

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2階のカフェやミュージアムショップへの通路。構造体がむき出しの壁面。

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カフェでの昼食。とても美味しかった記憶があります。

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一部ホワイトキューブの壁面と地面に隙間を設けてあり、この建物のコンセプトをアピールしているかのようです。
こういう部分をみると、にやっとしてしまいます。

【青森県立美術館】 夜

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青森市の市街地から車で15分ほどのところにある県立美術館です。
敷地は、三内丸山遺跡という、今も発掘作業の続いている縄文遺跡の現場に隣接しています。
設計者は、青木淳氏。個人住宅、ブティックの内外装、オフィスビルまで何でもスマートかつ遊び心のある設計をする方で、好きな建築家の一人です。
この美術館は、彼に興味をもつきっかけになった建物です。

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これは、三内丸山遺跡の発掘後の地面の状態を保存したもの。
遺跡の発掘方法の一つにトレンチという手法があるそうです。土を切りとり、その断面の地層をみていく方法で、その結果上の画像のように地面が切り込まれていきます。
設計者は、この形に興味をもって、設計の着想にしたようです。

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①敷地の地面をトレンチをした後のようにかきとっていき、凹凸を作る。これがそのまま地下階の部屋や通路となる。
②地上より上の部分の建物を設計。地上レベルだけで成立する部屋を持たせながら、壁と天井だけに囲まれた空間も作っておく。
③①の上に②を凹凸が噛み合わないように乗せる。そうすると、新たに①の土の床や壁と②の建物の壁や天井に挟まれた隙間空間ができあがる。

不正確な説明かも知れませんが、この建物の基本的な構成はこんな感じです。実際に中を歩いていると、純粋なホワイトキューブの空間と、白と土色のツートーンの空間が交互に出てくるような感覚になります。


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建物外壁の各所に青白いネオン。

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これは、シンボールマークが集まったものです。一筆書きの木の形をしており、柔らかく可愛らしい印象。
この「青色の木」が集まって「森=青森」になるというコンセプトだそうです。
また、ネオンの青色は周囲に広がる「空の色」、内部の黄色い光は、トレンチの「土の色」を意識しているそうです。

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地下階の通路から建物を見上げる。

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なんとなく悪そうな大きな影が迫ってきました。
これは...。










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青森犬」です。




【青森県立美術館】
設計者:青木淳建築計画事務所
所在地:青森県青森市大字安田字近野地内
主用途:美術館
竣工:2006年

【青森県立保健大学】


青森市東部にある看護士や介護士を育成する大学のキャンパスです。
宇宙船,ねぶた祭,縄文などのイメージをもとに設計されているようです。
全部で7棟の建物で構成されているのですが、そのどれもがこれまでの黒川さんの作品で見たことのあるデザインを持っていて、まるで黒川建築をダイジェストで眺めているような気分になりました。
上の写真の正面に写っているのが確か管理棟です。見事な線対称の外観です(笑)

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こちらは、交流センターだと思います。(記憶が定かでなくすいません)
建物の形状は、福井市美術館に似ていると思います。


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各棟を繋いでいる渡り廊下。2階レベルにあるので空中回廊と呼んでいいのでしょうか。
かなりがっちりとした桁や枠組みを用いていてるので結構遠くからも目立ちます。建物は鉄筋コンクリート主体の淡い外観なので廊下の黒枠で全体の印象を締まってみえます。
そういえば、香港の都心部は、とても空中回廊が発達していて、歩道橋の役割も兼ねたものになっていました。


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通路に置かれたベンチもカラフルでした。きっちり交互に色を置いている感じが、これまた建物と呼応しているようです。

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左側が体育館。半円形の開口部がこれまた線対称に取り付けられています。うーん、見た目的には左から右へ半円が回転していくようについていたりしている方が、まだ良いと思うのですが。

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管理棟の中央にある吹抜け。トップライトの様なものが写ってますが、そんな記憶がありません...。
感想を残すなら、行ってきてすぐでないといけないですね。

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グラウンドからの眺め。各棟の見た目はバラバラです。

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研究棟の入り口。ここにも半月のような開口があります。

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カミナリっぽいイメージのドアの把手。これは豊田スタジアムで見たことがあります。

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体育館内部。開口部から差し込む光を調節するカーテンなどがないのですが、スポーツや行事ごとに支障はないのでしょうか。



【青森県立保健大学】
設計者:青森県土木部営繕課 黒川紀章建築都市設計事務所
所在地:青森県青森市大字浜館字間瀬58-1
主用途:大学
竣工:1999年

【八甲田ガーデンチャペル聖パトリック教会】


フェイドアウトしていた東北旅行日記の続きのネタです。
青森市の市街地から南方にあるガーデンチャペル。国際芸術センター青森から程近いところにあります。
かなり急勾配の屋根を持った筒状のボリュームが直角に交わった形をしています。手前のチャペル部分と奥にある受付、ロビー、屋外パーティスペースを通路でつないでいるレイアウトになっています。
この屋根を見ていると、カナディアンコーヒーのお店を思い出します。話はそれますがいろんな地方で,、たまに見かけますね、一宮市内にも一店あります。カナダの老舗コーヒー店はあんな形なのでしょうか。ちょっと気になります。


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打ちっ放しですが、霜降り状の素材と曲線の多さで優しい表情になっています。

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チャペル入り口。青い磨りガラスに黄色い光がとても映えています。

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チャペル奥にある半屋外のパーティースペース。

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敷地周辺は緑に囲まれていて、のどかな場所です。


【聖パトリック教会】
設計者:レーモンド設計事務所
所在地:青森県青森市大字雪谷字山吹92-27
主用途:教会
竣工:1998年

【JR京都駅ビル】


JRの京都駅です。中央の改札を出たところに広がる巨大なアトリウム。
金属とガラスに囲まれたものすごく広い空間は、好みは分かれるでしょうが訪れた人に大きなインパクトを与えます。
手前にある歪な球体を切断したような平面は、イベントの時に使用できるステージとして設置されたもです。実際には、危険だということで使用はされていないみたいです。
角張ったものにあふれた空間のなかで貴重な曲線を出していて、オブジェとしても効果的なのではと僕は思います。
↓下から見上げるとこんな感じです。
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大階段を上っていくと、まるで梅田スカイビルの空中庭園へ上るためのエスカレータのような通路を発見。
ここでは空中経路と呼ばれていてその途中には京都市内を見おろせる展望スペースがあります。今回は時間がなく行けなかったので次回のお楽しみです。

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大階段からアトリウムを見下ろすと改札へ向かって谷ができてるように感じます。この左右に伸びる大階段の下にはデパートやホテル等のボリュームが収まっています。
建物全体の高さを抑えるために左右にボリュームを振り分け、さらにV字型に展開させることで東西に広大な吹き抜け空間を生み出しています。こうすることで、デパートやホテル部分のスペースも含めて駅空間としてみせることができています。
谷の建築、素晴らしいアイデアです。

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北側ファサード越しに見る京都タワー

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かわいらしい形と色合いのモニュメント(?)、何かはわからなかったのですが、目にとまりました。

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南側外観。
北側と違い、壁面が続く閉じられたデザイン。日光の問題もあるのでしょうか。
非常階段がアクセントになっています。

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正面入り口。



【JR京都駅ビル】
竣工:1997年7月
所在地:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
用途:駅舎、ホテル、商業施設、劇場、駐車場
意匠設計:原広司+アトリエ・ファイ建築研究所
構造設計:木村俊彦構造設計事務所 
施工:京都駅ビル建設工事共同企業体(大林組、鉄建建設、大鉄工業、
フルーア・ダニエル・ジャパン、公成建設)



【加藤栄三・東一記念館】


岐阜公園内に建てられた、岐阜市出身のふたりの画家のための美術館です。

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背面に山が迫った場所に位置し、前面にも桜の木等が植えられ中にひっそりと立っています。
美術館としては小さめの平屋建の建物です。

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白漆喰の外壁に竹などが寄りかかるように生えており、日光に照らされ輝く様は、とても日本的な美しさを感じます。

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中央に中庭を設置した、ロの字型の平面構成になっています。天井高が微妙に違うボリュームが寄り集まって、屋根の重なりが生まれ、伝統的な住宅のような親近感を感じます。
足下からの大きなガラス面と、正面玄関から中庭を通って裏手の山まで視線が抜ける設計も、周囲の自然が眼に入りやすく気持ちがよいです。

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日本的な美観とモダニズムの手法がうまく溶け込んだ作品だと思います。


【加藤栄三・東一記念美術館】
設計者:吉村順三設計事務所
所在地:岐阜県岐阜市大宮町1-16
主用途:美術館
竣工:1990年

【セントライズ栄】

2008.8.17 12:20
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着工後一ヶ月程度立った状態。地下を掘削し始めている感じでした。

2009.1.25 15:11
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地下部分の工事は、後半戦から終盤といった感じです。丸栄の壁面がきれいに塗り直されています。


丸栄の南隣に建設中のビルです。
安藤建築研究所が設計管理という立場で関わっています。低層部は店舗、高層部はオフィスという定番的なレイアウトです。
オフィス部分のファサードには、「太陽追尾装置付 昼光自動制御型 外部ブラインドシステム」というハイテクなエコ装置がつけられるそうです。

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【セントライズ栄 】
所在地:愛知県名古屋市中区栄三丁目306番1、2
設計監理:安藤忠雄建築研究所、三菱地所設計
敷地面積:1,920.62m²/延床面積:15,719.82m²
規模:地上12階、地下2階/構造:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工:2010年2月末予定

東北旅行⑪ 【木村産業研究所】

9/25  9:46~ 【木村産業研究所


コルビュジエ風のモダニズム建築。
前川國男の処女作であると同時に、日本人による最初のモダニズム建築でもあります。
白亜の外装に、鮮やかな橙色の天井や玄関にみられる細いスチールサッシがとても良いアクセントになっています。

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玄関ポーチの吹き抜け。
細い鉄の格子と橙色の天井がとにかく美しい空間。この建物のいちばんかっこいい場所。

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ピロティの天井もやはり橙色となっています。

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玄関部分にある2階へと通じる階段。
周囲のデザインに対して重厚な印象です。階段の周囲に敷かれた床の線も趣があります。

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2階から玄関の吹き抜けを見下ろす。温かい光が入り込むきりっとしつつ優しい空間です。

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2階に置かれていた椅子。前川はこの建築で設計だけでなく、家具も手がけているとの事です。
これもそうなのでしょうか。惹かれる形です。

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2階事務室全景。
横長の窓、木製の床、白い壁面、窓下の棚等、一昔前の教室のようなイメージです。

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裏側の外観。
正面に比べかなり荒廃していて残念です。

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研究所の模型。
当初は、陸屋根で外階段が設けられていたようです。

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正面外観。


【木村産業研究所】
設計者:前川国男
所在地:青森県弘前市大字在府町61
主用途:研究所
竣工:1934年

【ニコラス・G・ハイエック センター】


銀座中央通りに立っている商業ビルです。ガラスシャッターによるファサードを一面に取り入れ、軽快で透明感のある外観となっています。
障子のような比較的細かいスパンでの正方形のグリッドと、数階層に一度通している横方向の柱を使って、不思議なスケール感を演出している(各階が吹き抜け空間のような天井高の、4階建てビルのようにも見えます。)ところが、単なるガラスの建築で終わっていなく、かっこいいいと思います。

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店舗のある4回までは吹き抜け空間となっており、その内壁には植栽と滝が施されています。白と緑の非常に都会的な緑化空間です。


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各店舗へは、その店舗にしかつながらない独立したガラスボックスのエレベーターが設置されています。エレベーターの内部にも、商品が陳列さており、店舗の内と外をつなぐ面白い空間を作り出しています。
実際にエレベーターを使って3階の店舗に行ってみたのですが、何ともいえない緊張感が漂います。買う気もないの高級ブティックに足を踏み入れるあの感じです。エレベーター付近には、黒スーツのお兄さんもちゃんとスタンバイしています。

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屋上階に見える湾曲した屋根のような部分が四角いフォルムの中に映えています。(ポンピドゥーセンター分館を思い出しました。そういえばもうすぐ竣工の予定のはずです。)

【ニコラス・G・ハイエック センター】
坂茂建築設計 
東京都中央区

『‘Cultivate’/CAt展』



名古屋では珍しい建築関連の展覧会が、淑徳大学で開かれていました。
学校建築が有名な、小嶋一浩と赤松佳珠子のユニット「CAt」の展覧会です。
キルギスとベトナムの大学キャンパス、そして武蔵野市にある日産自動車工場跡地の再開発計画という、広大な敷地面積ばかりの3つのプロジェクトが紹介されていました。
まだ設計途上ばかりのものばかりということもあり、建築そのものものよりも、二人が敷地を見て、またクライアント等との対話を通じて、どんな思考をしていったかを主に紹介してありました。
2つの大学プロジェクトは、どちらも厳しい気候条件の中で、うちに閉じこもるばかりでなく自然と溶け込む建築を目指しているところに惹かれます。
分棟形式とまでは言えないかもしれませんが、大きな箱ものをつくらず低層の建物をちりばめる方法は妹島和世西沢立衛とも通じるところがあります。こうすることで内と外が混ざり合いやすくなるのは確かです。

日産跡地のプロジェクトも、長いスパンで時間をかけて緻密に場所を再生させるというプロセスには、興味深いものがあります。

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手前にあるのが「ホーチミンシティ建築大学」の模型です。

二人の実作を早く見てみたくなる展覧会でした。


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展示室から見えるグランドの芝が、とてもきれいでした。

IAMASマルチメディア工房

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岐阜県大垣市内にあるマルチメディア関連の専門学校内ある映像などを制作する施設です。
敷地は緩やかな丘上になっており、建物の半分ほどは地下に埋まっています。その上に大きく湾曲した屋根が乗っています。
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屋根の上にも上がれるようになっています。とにかく随所がさび等で汚れてしまっていて、できた当初の白と透明の軽やかな雰囲気はだいぶ薄れています。
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【IAMASマルチメディア工房】
妹島和世・西沢立衛/妹島和世建築設計事務所 
岐阜県大垣市
1998年日本建築学会賞

名古屋市中小企業振興会館


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地元では吹上ホールとして有名な、見本市等がよく行われているホールを併設した会館です。
高層部分と低層部分を別棟で建てて、後から繋いでいるようなデザインのため、高層部分だけが記憶に残ってしまう建物です。

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高層部部分の2層吹き抜けのアトリウム。螺旋階段に光が程よく差し込んでいます。
大きく一回転する階段のデザインも含め、なかなかきれいな空間です。
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低層部との接続部分につくられた中庭。光の分量が微妙で、なんとなく暗い感じがします。
よくも悪くも黒川建築らしさがでています。


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低層ホール部分との接続部の一部はピロティになっています。それほど天井高はないところに柱が多めに入っています。明暗のコントラストが強く写真が撮りづらい場所です(苦笑
実際は、もっと暗い印象です。都会的と言えばそうかもしれないです。

設計 : 黒川紀章/黒川紀章建築都市設計事務所
竣工 : 1983年
所在地 : 愛知県名古屋市千種区吹上2-6-3

【 ねむの木子ども美術館「どんぐり」 】

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女優宮城まり子が設立した、ねむの木学園という養護学校内に建てられた美術館です。
園内には、すでに坂茂設計の美術館があり、こちらが新館となります。

自然素材と工業材料とを巧みに使って、おとぎ話の中のような可愛らしさと現代的なレイアウトが同居しています。キノコ状の大きなドームが特徴的で、内部は真っ白な吹き抜け空間の中に作品が散りばめられていてとても美しい空間です。 
白い外壁に描かれている、ねむの木学園の子供たちによる麦の穂も、カラフルな色使いに眼を惹かれます。

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建物の外観を、周辺の景色を含めて眺望できる動線計画も、素晴らしいです。

【 ねむの木子ども美術館 】
所在地: 静岡県掛川市上垂木あかしあ通り1-1
設計者:藤森照信


【 NKR 】



日進市内にあるレストランです。湾曲した壁面に覆われたアメーバ状の平家建建物で、敷地の残り部分は駐車場となっています。

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ガラスによる横長の開口部と湾曲した構造により自分の座った席からはほぼ180度屋外に視界が広がります。ただ、ガラス板のスパンが短く、接合部も結構目立つため、若干角々しい印象を受けます。
床面の高さが、少し道路面より低いため、外部の人達との視線に高低差が生まれ、開いているが不思議と落ち着ける空間だと思います。
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淡い色使いのインテリア。歯科医院の待合室にいるようなイメージが僕にはしてしまい、食事をする空間としては好みが分かれると思います。

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「パッポン・カリーハンバーグ夏野菜添え」
お店の創作料理の一品。
辛口の卵とじにカレー風味を足したような沖縄っぽい感じの料理です。微妙な味でした・・・。

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開口部に配した植物。緑を視界に取り込みつつ、外からの視線を程よく遮っています。


【NKR】
愛知県日進市
設計 : aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所 

【名古屋大学豊田講堂】



一年程をかけて行われた改修が終わり、明るく軽やかな姿に生まれ変わりました。

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もともとコンクリートの型枠には,表面に木目をつけるため,杉板が使われていました。今回の改修では、増し厚して補強が行われています。
新品の状態での型枠コンクリートをはじめて見ました。ずっと見ているとまるで木が打ちつけてあるような錯覚に陥るほど、はっきりと木目がついています。

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・西側正面入り口部分
剥き出しになった構造体と大きなスパンの架構は、まさにモダニズム建築です。改修前は、壁面の汚れのせいでより荒涼とした凄味が感じられたのですが、修復によりそうした荒々しさは抑えられ、柱の間を抜けて、左右、前方へと広がる周辺風景をより感じやすくなりました。
久しぶりに訪れて感じたのは、柱の細さです。視界を過度に遮らないような気配りを感じます。

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・新設されたホワイエ。
東側に隣接している建物とを吹き抜け空間を作って繋いでいます。
デイテールや部材の使い方には、多少簡素で地味な印象も受けますが、絶妙のスケールで、洗練された空間はとても居心地が良いです。シンプルだけど計算されつくされている、高級な空間です。

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・ホワイエ北側部分
ごくごくシンプルな透明なガラスウォールです。でも、見惚れてしまいます。ガラス枠の幅や柱の位置、太さの美しさと、施工業者の高い技術力の賜物だと思います。

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・ホワイエ夜景

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・東側建物からの野外通路より見る。
既存部分の重厚さと、新設部分の透明な軽やかさが、鮮やかに対比されて飛び込んできます。
槙文彦の出発点と現在を同時に味わえる贅沢な眺めです。


「名古屋大学豊田講堂」
設計 槙文彦 / 槙総合計画事務所
竣工年 1960年
所在地 名古屋市千種区

【新丸の内ビルディング】

三菱地所設計/2007/東京都千代田区


先に竣工した丸ビル(左側)と道を挟んで,真向かいに建っています。
こうして見ると,ファッションセンスの違う兄弟のようです。


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黒を基調としたエレガントな雰囲気の外観。この端部分のフォルムが好きです。この角度が,この建物の正面と言っても良さそうな感じです。


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2階層吹き抜けのアトリウム。ここに歴史ある丸ビルのイメージが受け継がれています。


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周辺の歩道。霧状のシャワーの出る機械が設置してあり,涼しげです。
直接浴びながら歩いている人も結構いました。


新丸の内ビルディング

  設計者:三菱地所設計
  住所:東京都千代田区丸の内1-5-1
  竣工:2007年
  用途:事務所、商業施設
  階数:地上38階、地下4階、塔屋1階

訃報。

黒川紀章さんの死を,先ほど知りました。
彼の作品自体は,あまり好きではないけど,オリジナリティ溢れるエネルギッシュな発想をするところには惹かれていました。
世界中に抱えているたくさんのプロジェクトが,ひとつでも多く完成にたどり着けることを祈ります。
そしてメタボリズムを継承していく建築家が出てくることを願います。

【TEPIA】


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TEPIA
設計者:槙総合計画事務所
所在地:港区北青山2-8-44
用途:展示施設・多目的ホール・スポーツ施設
竣工:1989
Profile

よういち

Author:よういち
12月18日生まれ / O型

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What time is it now?
‘ Kurashaker’ has revived!!
これは、一大事です。英国のサイケデリック仏教野郎が帰ってきます。

K
ペザンツ、ピッグス&アストロノウツ
ヘイ・デュード

1-2-3-4!
Cowboys & Indians

公式ホームページ↓ http://www.kulashakermusic.com/
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