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豊田市美術館

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谷口吉生の1995年の作品です。お城の跡地に建てられている事もあって,現場は小高い丘となっていて周囲からは建築はほとんど見えません。坂を上りながら徐々に建物がしかに入るアプローチは,好きです。上の写真の場所に立ったときの高揚感は,予想外のものでした。コンクリートが全く見えない建物にこれほど興奮したのは初めてです。いつの間にか,コンクリート中毒になっていた自分の目が,この時覚めたように思います。
谷口吉生は,安藤さんより4つ年上の1937年生まれ,国内での作品はたくさんあるようです。だんだんといろんな建築家を知るようになって気づいたのは,高齢の方が(1920年代後半から1930年代)大勢活躍していると言うことです。建築家という職業は,画家と似て,長生きしやすいのかも知れません。
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茶色のオブジェは,リチャード・セラのものです。ここが現代美術館であるということを象徴する置物です。フォートワース現代美術館にあるものに比べサイズは,格段に小さい。安藤建築であるフォートワースと,豊田市美の建築それぞれの持つ力の違いがそのまま出ているようにも思いました。
これは,もちろん豊田市美が貧弱であるという意味でありません。僕の中でこの建物の美しさをいちばん演出している,淡い緑色のスレート素材しかり,合わせガラスしかり,アルミパネルしかり,外観を覆っているものは,どれも優しい印象のものばかりで,それらは,セラの鉄の固まりと対峙しては,外へのインパクトという面では,勝ち目がないというだけです。
この作品が,豊田市美に合わせての作品ではないのかも知れませんが,とても良いボリュームバランスだと思います。
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スレートのファサード部分。美しいの一言。緑,石,空との相性も抜群。

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高橋節郎の空間。壁の緑がだんだんと自然を連想させ,日本の庭園ぽい雰囲気に見えてきます。

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特設展GARDENSのための作品。

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大池から見た外観。池と建物は分離しているのですが,なんとなく建物が池に浮いているようにも見えるのは,橋桁のように伸びるT字の囲いの効果も大きいと思います。ごくシンプルな造形ですが,この建物の要のデザインだと思います。

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縦方向から‘橋桁’を見る。直線と影が,綺麗にでています。

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スリットの入った壁。偶然なのかも知れませんが,隙間から見える景色も,壁,空,光の分量がちょうどよく見とれてしまいました。

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敷地全体の模型。土地の高低差を上手に使っているのがよくわかりました。

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屋内。ここだけは,光と影のコントラストが強い場所でした。
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ジェニー・ホルツァーという人の電光掲示板による作品。吹き抜け部分に突き刺さるように展示してるのですが,周囲の空間との,間のバランスがとても心地よいです。右側の合わせガラスから入る柔らかい光もすばらしく,この建物でいちばん好きな場所です。
↓下の写真のが伝わるかな。
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緑のスレートに差し込む柔らかい光。

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正面玄関部分。こうしてみると,‘橋桁’は鳥居のようにも見えます。

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噴水を含めた外観。この位置からも美しい。

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くどいですが,緑のスレート。
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うっすらとオレンジがかってきた外観を見ながら,帰路につきました。
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